第3睡:述懐
こんばんは。nemasuです。
今日ふと思ったことについて話します。
子どものころの自分を思い出すとき、
どうしても「あの頃は幼かったな」と思ってしまいます。
「今の自分だったらこうするのに」
当時の自分にそんなことできるはずないのにねってことを、
あまり深くも考えず、今の私が、過去の私に課してしまう。
今、私は大学生ですが、
高校生の頃の自分にすら「幼い」と思います。
何なら前日の私にすら「幼い」と思っている節があります。
まぁ、過去のことなので、好き勝手に言えますね。
でもまったく同様に、未来の私は、今ここに生きている私を思い返したときに、
「幼い」と感じることでしょう。
自分の成長を求めるのであれば、この”未来の私”から逃げてはいけない。
私はそう思う。
とはいえ、もう1つ思うことがあるんです。
例えば、私が3歳の頃に今大学でやっているレベルのことをいきなりやらされたら、
多分3歳の私はゲロっていたはずで、
3歳の頃には3歳なりの、15歳の頃には15歳なりの、
世界との向き合い方がきっとあったはずです。
今日の私も、この記事を、この文章で書かざるを得なかった。
1年後の私からすれば、今回の記事は色々な面でとんでもなく稚拙に見えるかもしれませんが、
その時は「こう書かざるを得なかったんだから仕方ないだろ」と、
未来の私をどやしつけてやりたい。
過去を裁こうとする私と、
今、こう書かざるを得ない私と、
未来に裁かれることを控えた私。
どの”私”からも逃げてはいけないし、
どの”私”にも頑固な言い分があって、
それがいまの私には興味深かったりもします。
2023.04.23——nemasu.
P.S.
今まで書いた記事のURLを変更した際に、頂いていたスターが全部消えました……
スターを付けていただいた方、本当に申し訳ありません!
今後から気を付けます。